「春の調べ」(はるのしらべ)は1933年1月20日に公開されたチェコ映画。監督はグスタフ・マハティ、脚本はグスタフ・マハティ、主演はヘディ・ラマー、レオポルド・クラマー。
- 題名春の調べ
- 製作国チェコ
- 監督グスタフ・マハティ
- 製作グスタフ・マハティ
- 上映時間95 分
- 言語ドイツ語
- ジャンルストーリー
- 配給東和商事
- 脚本グスタフ・マハティ
- 出演者ヘディ・ラマーレオポルド・クラマーヤロミール・ロゴスアリベルト・モーグ
- 公開1933年1月20日
あらすじ
エヴァはチェコスロヴァキアの豊かな農家の一人娘で、早く母を失い、父の手一つに育てられ、愛も恋も感ぜずに父親程のエミルに嫁がされた。エミルの家はアパート住いで、結婚式が終ると、直ぐ連れて来られた。夫エミルが商人で、優しい情緒もなく若く夢見がちなエヴァにはたえられなかった。或る夏の日、エミルが一匹の虻がたわむれているのを無慈悲に打ち殺したため、エヴァは全身的な憎悪を感じた。その時、エヴァは近くの河に泳ぎに行き、建築技師のパウルと知り合い、今迄知らなかった青春の喜びと人生の美しさをはじめて知り、二人の仲は急速に進んだ。エミルはエヴァに逃げられ、諦らめられぬ愛着を今更の如く感じたため、復縁を乞いたが、今は完全に自分からエヴァの心が離れてしまっているのを知り、心淋しく帰途に就き、その途中でパウルに出会って、パウルを町まで自動車に乗せてやった。エミルはこの青年がエヴァの首飾りを持っている事から、復讐しようと考えたが、パウルの逞しい生命力に圧倒されて、決行する事が出来なかった。ある日、エミルは独りで拳銃を握り、階下の食堂ではパウルと約束によって駆けつけたエヴァとが踊っていた。エミルもエヴァも互に一つ屋根の下にいる事に気がつかない。エミルが一人さびしく死んで行ったが、エヴァは新しい命を産み落した。[1]
キャスト・スタッフ
キャスト
スタッフ
プロデューサー | グスタフ・マハティ |
監督 | グスタフ・マハティ |
脚本 | グスタフ・マハティ |
公開
1933年1月20日(チェコスロバキア)